企業における転倒防止対策

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浜松市 野菜果物たっぷりカフェ×体コンディショニングスタジオチルチェ

痛み不調改善&産前産後ケアのコンディショニングトレーナー
小野崎あゆみ
です。
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7月16日(火)
中央労働災害防止協会主催の
転倒災害防止のための身体機能向上セミナーに参加してきました。

こちらのセミナー、
労働災害を少なくしようと、
企業の労働組合の方が主に参加するセミナーです。

私は、健康運動指導士資格更新のため
単位がほしくて参加したセミナーだったのですが
(夫がお休みの火曜日で、名古屋での開催)
今までの経験も役に立ち、とても興味深いセミナーでした。



企業における転倒防止対策


参加されている方たちは
労働組合の方
健康保険組合の保健師
企業の労災を削減していこうというNPO団体代表の方
などです。


転倒災害防止対策としては
・外的要因(階段・履物)への対応
・内的要因(身体能力)への対応
・管理的要因(5S、KY)への対応

が挙げられます。

会社的には、
外的要因をそろえるのは得意で、
管理的要因も、社員の協力の元、可能ですが
なかなか内的要因(身体能力)が進まないことを
悩まれている方が多かったです。



企業における転倒防止対策

そしてここでも
少子高齢化の問題を指摘していました。

働ける年代が少なくなっているにもかかわらず
生活習慣病やうつ病、ケガなどで働けない方も増えています。



企業における転倒防止対策

階段での事故は約900万件/年

死者数は7766人
内、階段・ステップからの転落・転倒による死者が680人
スリップ・つまずき・よろめきによる同一平面での転倒による死者が5301人



「同一平面での転倒」
何もないところで転ぶってことです。

参加者のお一人で、労災担当の方も、
「何もないところで転ぶんだよ。どうすりゃいいっての。
身体機能を高めるしかないんだよ。
でも、この人こそやってほしい、って人ほど
オレは大丈夫とか言って、やらないんだよ!!!」

と言ってました。

すっごい同感!!!




最後のグループワークでは
私達のグループは
「運動機能低下を防ぐための運動(職業体操等)を展開するには」
というお題で意見を出し合いました。

グループ内で、運動指導をしているのは私一人。
あとは、保健師さんと労災担当の方たちと、NPOの代表の方。

出てきた問題点として
・工場系は比較的体を動かそうとするけれど、事務系はやらない
・工場の朝の始まりに体操の音楽が流れるけど、やり方がわからなくて誰もやらない。
・就業内にやるのか?就業時間外にやるのか?
・ハード面をいくらそろえても、労災は起こる。平らなところでも転ぶ
・社内での位置づけが難しい
・トップが率先して身体機能を向上させていってくれないと下が続かない。モチベーションが下がる

などなど。。。


それに対して提案を行うのですが
どん詰まり・・・
グチ大会に。

そりゃそうですよね。
悩んで悩んで、このセミナーに参加しているのですから。


私、名古屋で会社勤めをしていた時は
企業や行政に運動指導をしにいくほうでした。

企業には
健康診断でBやC判定だった方に対して、終業後に運動教室を開催したり
「35歳セミナー」としてメンタルセミナーを医師とともに開催したり
体力測定をしに行ったり。

薬の卸の会社だったので、その企業に薬を卸すとともに
健康事業も販売していたのです。


スポーツジムに通う人数は、約3%

これは私が大学生の時に習いましたが
20年たってもあまり変わらないそうです。
(と、その時に習ったので、今から40年前から変わらない、ということですね)


平成26年度
フィットネス情報誌Fitness Businessが集計したデータでは
会員制の健康・体力づくり施設に通う人数は
4,193,706人

平成26年10月1日の日本人人口は1億2543万1千人

計算すると
0.03343437

やっぱり約3%です。

ただ、
最近はチルチェのようなスモールスタジオや
マイクロジム、パーソナルトレーニング施設
短期集中の成果志向型ジム
公民館でのサークル
なども
増えていますので
実際に運動する方は増えているとは思いますが
それでもバリバリ働いている世代で、週3回以上の運動をしている方は少ないと思います。
(シニアになると、運動や体操の機会は増えますね)


私は、
スポーツジムでのお仕事経験もありますが
いろいろな場所で運動指導をしてきて
私が運動をお伝えしたいのは、スポーツジムに来るような方ではなく
運動の必要性を感じていない人にこそ
体を動かす気持ちよさ、快適さを伝えたい

と考えていました。


会社で働く多くの方は
お仕事が忙しく
仕事以外の余暇時間を、
「体を動かす、運動する」という思考にはならない方が多いかもしれません。

しかし、
体力、筋力があることで
仕事をし続けれる体、
病気やケガになりにくい体

になり
結果的に仕事以外での余暇時間をさらに活動的に楽しく過ごすことができるのです。




運動しましょう
体操しましょう


では
人は動きません。

私でも、
「さあ、事務仕事前にラジオ体操やりますよ!」
と言われても、真剣にはやりません。
きっと、ダラダラやっちゃう。


でも、目的があったら?
それをやる目的。

この体操をすると肩こりが解消するから体操する

この運動をすると体が軽く感じて快適になるから運動する

今度、ゴルフに行く約束しているから
腰がしっかり動くように体操する


など。


話が長くなってしまいましたが
昨日のグループワークでは
運動指導を20年以上やってきて
運動嫌いな方をたくさん見てきたうえで、
いろいろな提案をさせていただきました

(このブログには書いていないこと、提案してきました。
そして、最後の全グループ発表の時には私の案がたくさん採用されました!)


正しいこと、理屈を伝えても行動には繋がりません。

感情が動かないと、行動には至らないのです。

脳は報酬系です。

こうしたい!こうなりたい!
っていう感情があって
こうすると、気持ちがいい、楽しい、うれしいっていう感情が生まれる
その感情がもっと欲しい!

だから行動する




グループワークの前に
転倒等災害リスクのためのテストをやりました。

まず最初に②質問票で自己評価をします。

ほら、あれです。
運動会で過去の自分のイメージで走ってしまって、転んでしまうお父さん
のようになるか、ならないか、のチェックです!


企業における転倒防止対策

赤ペンが質問票による自己評価。

そして、2人組になって5つのテストをしました。
・歩行筋力、筋力
・敏捷性
・動的バランス
・静的バランス2種


それが黒ペンです。

私は赤よりも黒の方が大きな五角形だったから
身体機能面での転倒リスクは低い
という結果になります。

もし、
黒よりも赤の方が大きければ
運動会のお父さんのような現象が起きるってことです。




最後に終了証を頂きました!

企業における転倒防止対策



チルチェもたくさんの企業さんとお仕事させていただいておりますので
法人向けに提案していきます。






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